室長日記
宇宙薬膳イベント無事帰還!
地球時間西暦2025年4月12日土曜日20:39pm
無事搭乗者全員宇宙の果てより生還いたしました!
研究室でずっと前から作りたかった宇宙BIGBANG薬膳バーガー、宇宙ドリンク、宇宙土産、やりたいこと全部!詰め込んだ夢いっぱいな宇宙イベント。
フレア博士、Lantern かおるさん、搭乗しに来てくれたみんな、22Bakeryさんどうもありがとう!
『天文学者と巡る宇宙旅行〜月面ラボから宇宙の果てへ、宇宙の果て薬膳レストランへようこそ』
<4/12宇宙旅行報告書>
第一部
搭乗口は夢みる薬膳研究室のレストラン。宇宙機内食を持ってフレア博士の待つ月面ラボへ。地球のご近所の惑星を探索しながら月にまつわる秘密や太陽系について知る。
休憩
宇宙機内食や宇宙ウェルカムドリンク、お月見カップを食べて宇宙の果てへの旅路に備える。
第二部
いよいよ太陽系を遥か離れて宇宙の果てへ出発。最新の天文システム『MITAKA』を使い研究室の2階が壮大な宇宙空間に。宇宙の果てとは?宇宙の始まりと膨張していく無限空間へ。
遥かな銀河系の海からわたしたちのかけがえのない地球へ帰路。無事全員宇宙の果てから懐かしの地球へ生還しました。水と緑の惑星わたしたちの地球がとっても輝いて見えたなあ。
銀河の輝きをお持ち帰り、宇宙発光リングを宇宙土産としてみんなに渡しました。宇宙旅行の記念として、みんなの未来を明るく照らしてくれますように。
<次回の宇宙旅行へのお誘い>
多いに盛り上がった今回の宇宙旅行、
次回の宇宙イベント@研究室2階は夏休み自由研究をやっつけよー!の巻。テーマはみんなが気になってるブラックホールの謎を博士と一緒に探る遥かな旅に出発!
日程と詳細は追ってInstagramやFacebook、ホームページでお知らせするよ楽しみに!
<本日の宇宙旅行機内食>
⚫︎宇宙の果てBIGBANGハンバーガー
国立22bakeryさんの美味しいバンズに樹豆と地球麹入りパテを挟んで地球を懐かしむ。BIGBANG閃光ピックを挿して宇宙の始まりと果てを想うバーガー。
担当 夢みる薬膳研究室
⚫︎お月見カップ
発酵(発光)あんこに浮かぶ月の白玉で月に思いを馳せる
担当 @lalalalantern
⚫︎宇宙ウェルカムドリンク各種
担当 夢みる薬膳研究室
special thanks
フレア博士 @m_hagino
宇宙おやつ @lalalalantern
宇宙バンズ @22ba_kery
研究室のおへそ
忙し過ぎたりうまくいかないことがあるとつい忘れる夢みる薬膳研究室のおへそ、薬膳というツールで今より少しだけ生きやすい世界をみんなと共有したいという想い。
本日初めての場所での薬膳料理教室でとても緊張していましたが、参加してくれた方々やカルチャースクールの方に沢山助けていただき、沢山笑いすっかり元気をもらいました。ありがとうございます。
頑張った可愛い自分に古本じゃない欲しかった本を。
全てのものは過ぎ去る。だからひとりひとりと出会えて言葉を交わせる嬉しさよ。この世の全ては気の運動で出来ていると中医学では考える。人と人の間には気のキャッチボールが。研究室から発する気がほっこり温かなものでありますように。
国立大学通り4丁目の陸橋
太宰治にどっぷりな親友と国立大学通りのこの橋で人生のくだらなさについて話した遥か昔の高校時代。わたしたち若すぎた。
坂口安吾の堕落論を読んだわたしはみんな桜を見て堕ちきることに憧れてるんだぜ、みないな恥ずかしいことを語ってた気がする。17歳、
だからこの橋から見る桜はなんとも恥ずかしくてどきどきする。
今日から新学期が始まりました。ご入学や進級や就職などみんな期待とちょびっとの不安で胸が膨らんでいるかなあ。
いつもより緊張しているなあと思ったら深呼吸するだけおすすめ。深く吸い込んだ空気が、身体の気血を隅々まで運んで巡らせるから緊張でキュッとなってしまった血管や心を広げてくれると思います。いつでもどこでも無料でできる養生です。
今日もありがとう。
くだらないような文章の中にたまにたいせつなお話が混じる。新年度もこんな室長と夢みる薬膳研究室にお付き合いいただくと嬉しいです。
春は「木」の季節
3月最後の日ですね。
研究室のある東京都府中市は冬の寒さ。前回の室長日記に記した春のストレス要因の一つ「気温差」が激しいこの頃。
中医学でいう五臓「肝・心・脾・肺・腎」は5つの季節、感情と紐づいていて春は「肝」と、5行(この世界を構成していると言われる5つの要素)では「木」と紐づいてる。
『どうして肝が木なのか?』
肝は疏泄(そせつ)を司り、伸びやかなことを好む臓。薬膳における「疏泄(そせつ)」とは、体中に気(エネルギー)や血、津液を巡らせる機能のことで、「通りをよくする」「上昇、下降」「発散する」って意味を含んでる。あと、肝は「気分」「情緒「怒り」なんかと深く関わってるから、普段からストレスフルな生活を送っていたり、春の自律神経の乱れなんかで気が詰まるような思いをすると肝が傷ついて巡りが滞る、そしてもやもやしたりイライラしたり脇腹がなんとなく張ったりしちゃうのだ。
肝が元気なら気も血もよく巡ってくれるからイライラやストレスなんかもすう〜って流れてくれると考える。
古代の人々はそういう肝の働きを知っていて、「樹木がのびのびと成長して枝葉を広げていく様子」と結びつけていたみたい。
だから春は「木」の季節と言われるよ。私たちものびのび広がる草木のように、ストレスで肝を傷つけないように大切な自分を労わろう。
忙しい毎日の中、たくさんあるものや情報やタスクの中本当に大切なものは何かをゆっくり考える時間を持てたらなあと生活してる。
薬膳的には、香りの良い柑橘系を食べたり、気の流れをスムーズにするラッキョや蕎麦、ストレスに良い青梗菜やピーマンなんかを食べて欲しい。
春は発散、デトックスの時期でもあるから苦味のある春菊やのらぼう菜、山菜なんかも取り入れて。免疫を高めるアブラナ科の野菜もいい感じ。
今日も最後まで読んでくれてありがとう。また室長日記に遊びに来てね。待ってます。
写真は国立大学通りの夜桜。花冷えの昨晩大好きな場所で道明寺を食べ歩き。
陰陽ってそもそも何だい?春の5K話も
陰陽とは簡単に言うと【宇宙の万物を作り出す基本的な二つの気】。陰陽(五行学説)は中医薬膳学の大切な考えのひとつ。(5行はとりあえず今は後回しにするけど、天の陰陽により生じる世界の物質、木・火・土・金・水のこと)
万物は陰と陽に分けることができる。陰陽の交流やバランスによりこの世界はできている、と古代中国哲学では考えた。(現代でも)
陽は活動的で、たとえば、太陽・夏・昼・男
陰は静かで、月・冬・夜・女(あくまで陰陽からの見地だよ)
自然界の影響を受ける私たち人間は陰陽の交わりにより誕生する。
陰気旺盛だった冬が終わり陽気のピーク夏至に向かって自然界の陽気はぐんぐん旺盛になるイメージ。
さて今は春分、陰陽転化と言って陽気が陰気より盛んになる分岐点なのだ。昼と夜の長さがちょうど一緒くらいだよ。天文学でも春分は春の始まるときとされてる。
自然界の陽気の高まりを受けて私たちの体も徐々に外に向けての発散や活動の時期を感じるね。さあ、これからもっと頑張るぞー!というみんなも多いと思う。だけど室長からお伝えしたい。みんな毎日頑張っている。特に現代人は家事に仕事に育児に介護にあれこれもう十分頑張ってる。(生きてるだけでも偉いのだ)
だから休むことも大切だよ。忙しさやハイテンションに慣れていつの間にか体も心も疲弊しませんように。(忙しい人ほどこの疲弊に気が付かないのだ)
春の五臓は「肝」!ストレスやイライラ、怒りなどの感情と繋がってるから、ここを労る柑橘類の香りなどで自分をリラックスさせて欲しい。
春は気温差や強風、花粉や黄砂、環境の変化いわゆる5Kの季節。大事な自分を春の5Kから守るため、時にゆっくり休んでください。育児でそれが難しかったらなるべく湯船に浸かるようにしたり、ジャスミン茶や柑橘入りのお茶で春の肝を労ってあげてね。
今日も読んでくれてありがとう。ひと息つくのが大好きな室長からみんなに今日も長くお手紙でした。
またすぐに会いましょう!
図書館併設のカフェで地元ビールで自分を労ってきたよーひとり昼ビールでひと息ふた息。