室長日記
空海と密教美術
平安のスーパースター&社会事業家空海生誕記念の展示を見に上野へ。この日を楽しみにいろいろ頑張ってきた。
森羅万象、宇宙の全てがそこにある密教美術の世界は近年トーハクで繰り返し展示されてる。
今回は現地の方も拝めない各所の秘仏がたくさん集合していたことにびっくりたし。(こんなにむき出しの状態でいいかのか!)
現存する最古の五智如来坐像の引力は半端なく、胎蔵と大日如来の並びも素晴らしかった。快慶の作品もため息でした。みどころがありすぎて一回では頭の処理が無理でした。
だけどわたしの中のダントツアイドルはやっぱり月光菩薩立像なんだなーと改めて思う。空海本人そのものへは今回あまりスポットは当たってなかった。
武蔵美時代はコビ研(古美術研究会)だったわたしにとって真言密教美術の曼荼羅をこんなに頻繁に拝める東京ってなんて恵まれているんだとしみじみ。
無理やり道連れした末っ子は非常につまらなそうでした。帰りは東京駅で長男と末っ子と名古屋コーチン、母はちょい飲み、電車は国分寺まで爆睡して帰宅。密教を浴びた帰り道は暑かったな。
みんなの暑い夏はなんですか。
地球大丈夫かな、って思う猛暑です。
無理せず休める時はゆっくりしてください。
江之浦測候所へ
杉本博司さんのアート施設小田原江之浦測候所へひとり旅。
人類の意識の起源を感じに夏至の海へ。東洋と西洋を繋ぐのは海景や太古からつづくわたしたちの記憶、
先週国立近代美術館で見た杉本博司さんの絶滅写真が予感させる絶滅への道はまた、生命の起源にも繋がっていました。わたしが好きな中国哲学の整体観にも繋がる道。
全てのものは螺旋を描きながらまたもとの場所に還る、古代の人は、高い天と広い大地の間に立つ弱い自分をどんなタイミングで意識したんだろ。
わたしたちが意識を持ちまずした事、天空のうちにある自身の場を確認する作業、それがアートの起源だと杉本博司さんは記してる。
アートって生きることだとわたしは思います。
あなたやわたしが今ここにいて、繋がったり、在る、とか、引き継がれたりしてそこでまた生きることかな、と
研究室の夏至、始まりと終わりを旅した時間、どうしても来たかった
無人駅根府川待合室で小田原の押し寿司を食べました。素晴らしく美味しかったなあ、
月イチ薬膳喫茶室ありがとう!
昨日は1日雨の中ご来店頂きありがとうございました。
駅から遠い研究室までたくさんの方が足を運んでくれて感謝します。
月に一度の薬膳喫茶室が訪れてくれた方にとって心と身体を整える日になりますように。そんな気持ちで毎回メニューを考えてます。
6月の喫茶室は海老味噌出汁と高麗人参の薬膳麻辣湯麺でした。等級のよい高麗人参や、当帰、山薬、蓮子、金針菜、銀耳、薏苡仁を始め、湿度の高い今の身体が巡り軽くなるような生薬を配合したスープをベースに作りました。
自家製亀ゼリーには、肌荒れやむくみによい生薬がたっぷり入ってます。好評でしたので7月の喫茶室でも再びお出しする予定です。ジャスミン茶のトウファも毎回進化を続けてます。
雨の中、訪れてくれたみなさん、召し上がって頂き、嬉しいご感想も頂き心から嬉しいです。たくさんのパワーをありがとう。
研究室が月イチ喫茶室を始めたのは1年半前、ご予約なしでもふらっとお越しいただき薬膳ごはんやおやつの美味しいさや身体に嬉しい働きを体感していただきたい。その想いで続けています。始めた当初はお客様がゼロやひと組という回もあり流石に落ち込んだ時も何回もあります。(ひとりで自分で作った料理を食べながらLIVE配信を何回もしてみたり…
「食材自体の旨みや美味しさを自分から見つけて感じるそんなお料理」(もう少し素晴らしい言葉でしたが。)
昨日訪れてくれた三姉妹食堂のあみさんから頂いた言葉です。言語化ができなかったのですが、わたしも自然が育んだ食材の持つパワーをそっととりだすような、そんなお料理を目指して研究をしているのでした…(忘れがち)だから、その思いがお料理を通じて伝わっているんだと知り、ほんとうにほんとうに嬉しく感動しました。あみさん、お越しいただいた全てのみなさま、そして手伝ってくれたかなちゃん、みなさまありがとうございます。
3枚目の写真は営業後、みなさんの優しい余韻が残る雨降りの研究室
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7月の喫茶室は夜営業です。
7/18(土)17:00から
台湾薬膳夜市をテーマに薬膳の楽しさ美味しさをみんなにお届けします!暑い夜に夏を乗り切る楽しい時間を是非ご一緒に!浴衣の方へのサービスもご用意予定。遊びに来てね待ってます!
絶滅写真へ
出張中世薬膳茶屋
お弁当やおやつに季節の喜びをぎゅっと詰めて持っていきました。
連休初日はロバの音楽座さんでライブイベントへの出張薬膳でした。谷川俊太郎さんゆかりのロバハウスでは世界一小さな谷川俊太郎ミュージアムも特別公開してました。俊太郎さんの愛したアトリエには永遠の少年心やいたずら心、そして世界を愛でる眼差しが今も息づいてた。
俊太郎さんの詩の世界を薬膳弁当やおつまみやおやつにそっとこめました。
みなさま、召し上がっていただきありがとうございます。
音楽と芸術と美しい言葉に溢れた1日でした。
秋には再びロバの音楽座さんイベントにてご一緒させでもらいます。
俊太郎さんの生きるということ、の詩で室長が1番好きな箇所をこちらに置きます。
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生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと
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