室長日記
りゅうの髭
学生時代に同じプロジェクトで地方へ泊まり込みして同じ釜のメシを共にしたそうちゃんとの再会、
遠く新潟と東京を行き来しつつ地域の産業やNPO立ち上げのサポートなど誰かを応援することを仕事にしている。そうちゃんらしい!
お互い、デザインと建築、美大で学んだことが実は今やってることにとても影響を与えているんだなぁ、と長いようで短かかったそれぞれの歩みを振り返ったりしては楽しく興奮!な時間。ありがとう。
お互い、楽しくのびのびがんばろー!
そうちゃんが今携わってる伝統野菜「龍のひげ」のPOP UPが12/13(土)新宿ルミネ南口コンコースにて開催されるから行かねばー!(20時までね)
「藤本壮介の建築」
リフレッシュ休暇DAY!
リフレッシュする養生日。
室長が高校時代から通う聖地吉祥寺アップリンク(ちなみに京都のアップリンクも好きです)の割引デー。朝イチ上映の「宝島」を目指してスキップです。
沖縄が背負ってきた悲しみと怒り。3時間では描ききれないから、本当はもっともっとたくさん伝えたかったであろう沖縄の戦後や今をそぎ落としてそぎ落としてそれでもどうしても届けたかったメッセージが、主人公たちの言葉として溢れ出て止まらなかったラストはぐッと胸がいっぱいになる。
戦争は人間の残酷で愚かな部分なんだけどさ、私たちは何にも進化していないな、って思う。見えないものはないものにされてしまう。知らないことで、私たちに関係のないことなんてないのにね。
お昼は国分寺アマンキッチンさんで大好きなビリヤニを。あ、吉祥寺では中古の中尾アルミ鍋を買いました。
駆け足での養生リフレッシュ。自分の行きたい場所に自分を連れて行く。食べたいものを食べてみる。
とても贅沢で幸せな1日。
9月の薬膳ランチコース

9月の薬膳ランチコースを召し上がっていただきありがとうございました。秋分の身体と心に中医薬膳のほっこりのびのびした優しいパワーが届きますように、9月もそんな想いでみなさまをお迎えしました。
9月メインの薬膳スープは研究室オリジナル参鶏湯(サムゲタン)肺や肌を潤したり、夏に失った気血を補う、美肌と疲労回復の生薬をたっぷり使用して、夏の疲れを秋に持ち越さない施膳でおつくりしました。参鶏湯に入れた高麗人参は中国吉林省産の根を贅沢に使いました。
薬膳デザートには先月台湾の薬局で仕入れた「桃の花の涙」と呼ばれる貴重な桃膠をじっくり煮たものを入れました。美容と滋養強壮に良いと言われます。
研究室の薬膳ランチコースは月替わりの施膳、その季節ならではの一期一会な養生ごはんをおつくりしてます。「薬っぽそう…」じゃない「美味しい」薬膳がみんなの「自分に優しくする時間」のお供になりますように。季節の養生お手紙付きです。
10月の薬膳ランチコースのご予約は受付中です。
ランチコース詳細&ご予約はこちらのフォームからよろしくお願いします。
※「お知らせページ」にもリンク🔗があります。
霜降にも薬膳を込めて。みんなに会えるのをお待ちしています。
カズオイシグロとアンモローリンドバーグ
遠い山なみの光は室長が1番好きな作家カズオイシグロの作品の中でも特に戦後の女性の心を生々しく描いた好きな作品。映画公開を心待ちにしていた。
喪失や過去の自分や誰かの亡霊を描くカズオイシグロ作品には、諦めや、喪失感、過去や過去に生きる亡霊のような自分との対峙があって。それが小説全体を霧のように薄暗く覆ってる。薄曇りの空みたいにぼんやりとした風景が読む人それぞれの心に抱える薄い闇みたいなのに響くのかも。
カズオイシグロ作品の映画化されたものの中で室長的にNo.1でした。とても良かった。広瀬すずちゃんの凄みのある美しさが、母になることで社会や家庭から負わされる「母親らしさ」という重責や、母になることで負う「喪失感」を生々しく描いていて胸にずんときました。
男性である、幼少期に日本から英国へ渡ったカズオイシグロだからこそ客観的に描けた母たちの喪失と焦燥。
アンモローリンドバーグが100年以上も前に書いた小説、海からの贈り物、には、母親になることで、少しずつ、とりこぼしていくもの、についてもまた、母親になることで今まで生きてきた自分というものがなくなることへの焦りを描いていたのだったなあ。
母になることでの喪失がなんらかの形で言語化されるイージーな社会になりますように。
秋分の日、秋の七情である憂いとともに考えました。みんなはどう思いますか?
ママはいつも明るくて笑ってないといけない…そんなことないと思うから、自分の心の暗い部分に目を向ける自由もあるよ。そんな自分もだいじだよ、と室長は凄く思います。
ちなみにカズオイシグロ作品の中で1番好きなのは、クララとお日様です。もうすぐ映画化みたいだから楽しみだ。
長く読んでくれてありがとう。秋は芸術の季節だね。




