室長日記
ヒルマアフクリント
秋はしみじみ感じ入りやすい季節だと中医薬膳的には考える。上半期室長が訪れた展示で1番魂が揺さぶられたものを誰にも聞かれてないけど紹介するね。ヒルマアフクリント展再訪記録(こちらは大好きなNYグッゲンハイム美術館での開催時にみんなのこころがひっくり返ったと記憶あり)
物質世界から精神的次元へ向かう神智学の世界にどっぷり浸れる凄い空間だから、いろいろくさくさもやもやしてる人が見たらいいなあ、
《10の最大物》は楽園でした。社会に窮屈さを感じる今だから、心掴まれる。
100年以上前に描かれたクリントの絵画に会えて幸せ。
クニオとヨシロウの建築から出て眺める朝日新聞社が好き。
締めは新宿ベルクと仙太郎
昼ビールもおはぎも最高。
生きてるといいことあるね。
秋の七情は悲しみと憂い
室長が大好きタローマンがただいま劇場公開してる。秩序と常識に溢れてしまった世界に現れた奇獣に対抗するにはでたらめな力が必要!我らがタローマン、でたらめなヒーロー。室長はでたらめが大好き。
中医学で秋は落ち葉や日没の早さに憂いと悲しみを感じやすい季節と言われる。憂いや悲しみは秋の臓、肺を傷つける。肺は乾燥を嫌うから、みんなたいせつな肺を守るため、でたらめなことを沢山考えて沢山笑おー。梨や白キクラゲ、白胡麻や蓮根や手羽先などの肺を潤す食材を食べて肺を養うのもいいよ。(これは出鱈目ではありません)
写真は川崎の太郎美術館へ子どもたちと行ったとき。太陽の塔の顔真似が天才的な末っ子とタローマン。
今日も読んでくれてありがとう。また会いましょう!アディオス!
出張薬膳カフェ開催しました。
ONEDAYCAFE&MARUCHE /スローに夢みる薬膳カフェvol.2も沢山の方々に薬膳ベジプレートやデザート、薬膳ドリンクを召し上がってもらいました。ありがとうありがとう。
今回も緑と風が気持ちいい国分寺のカフェスローさんの素敵な空間で薬膳ランチを召し上がっていただけたことがとても嬉しかった。
長い年月をかけて「食べる」ということを通じて世界に向き合い続けてこられたカフェスローさん。お店にはその歴史の中でお店と関わり一緒の時間を過ごしてきたたくさんの人たちの息遣いが生きていて、ああ、やっぱりここから見る世界って優しいな、って感じます。
室長のわたしが考える薬膳は、食べることのぜんぶ。空腹を満たすだけのご飯じゃなくて、誰かや自分の心と身体に向き合う時間そのもの。どんな気持ちで食べるかもとても大事に考えます。
『スローに夢みる薬膳カフェ』では、愛ある学問薬膳の中庸でのびのびとした温かさが素敵なカフェスローさんのおかげでより多くの方に届いてくれていたと思います。心と身体が少しだけ軽くなってくれたらとても嬉しい。
貴重な時間を使いお越し頂いた方々ありがとう。
沢山のサポートを惜しげもなく提供してくれたスローのべーさん、さまちゃん、といさん、全力で助けてくれたLaboratory Lantern 薫さん、アソブナラのそうちゃん、わかちゃん、急なお願いだったのに手伝ってくれたカメラマンカメ吉、暑い中、中庭で出店していただいたスタイリストだいちゃん、アロマケアのあっこさん、ほんとうにありがとうございます。懲りずにまたよろしくお願いいたします。とても楽しかったですね。
次回のワンデイカフェ@カフェスローは11/16(日)に開催予定。是非是非遊びにいらしてください。みんなで楽しくお待ちしています。
食文化研究所書店✖️研究室イベントレポート【vol.1】
開催場所ととき:
8/24(日)国立谷保ダイヤ街小鳥書房アパートメント2階食文化研究所書店閉店後の店内
研究課題:
1.晩夏の心身に起きていることと秋に向けての養生法を中医薬膳的視点から探る。
2.醤油麹制作。
3.食文化研究所書店と夢みる薬膳研究室と参加してくれた全員との一期一会な化学反応を探る。(フリートークのことね)
国立谷保ダイヤ街小鳥書房アパートメント2階「食文化研究所書店」さんにてコラボ研究イベント開催しました。
当日は好奇心旺盛な胃袋をお持ちの8名の方々にご参加いただき、
①オリジナル夏の醤油麹作り
②作りたて醤油麹と発酵後を食べ比べ。
③ベジ生春巻制作と試食。
④研究室の夏の養生おつまみの試食と意見交換。
⑤食文化研究所所長さん特選ドリンクの中から飲みたいものを試飲。
食文化研究所書店さんの独自の視点で集められた書籍や食に繋がる銘品たちに囲まれた空間で、お酒やソフトドリンクと共に研究室の薬膳要素を盛り込んだおかずを夏の酷暑で疲れているはずの心身にとりいれました。(どうでしょう、効きましたよね、)
所長と室長、参加してくれたみんなで食や発酵、健康や薬膳について方向性も着地点を定めずあてもなくおしゃべりするという大人の自由研究の旅。開催時間2時間は予想通り一瞬のうちに過ぎました。
今回の研究会イベントで判明した主なこと:
醤油麹は作るのが簡単(でも一人で作るよりみんなで作ったほうがよりハードルが低いし楽しい)
醤油麹は発酵後が美味しい(これは予想通りですが一応確認しました)
生春巻きを巻くのには集中力が必要(自己紹介同時進行はちょっと無理)
食文化研究所書店さんのZIN企画が面白そうなので多分みんなやりたい。
人が作ってくれたご飯は美味しい。(大体どのくらいおいしさがアップするのか、それも要研究課題)
おしゃべりをしながらのご飯は人を元気にする。
フリートークは楽しい。
愛ある学問薬膳と食や文化への愛に溢れている書店、新しい世界への扉が無数に詰まってるそんな食文化研究所さんとの初コラボはこれから楽しいことがたくさん実現していく予感だらけ。本当に嬉しい夜でした。
ご参加いただいた研究員のみんな、所長の洪さんありがとうございます。
食と文化と書籍と薬膳と心身の健康、そして自分自身が好奇心旺盛に楽しく幸せであること。研究課題は無限大、
食文化研究所書店と夢みる薬膳研究室の研究の旅はこれからも続きます。次回の研究会の開催が決まりましたらお知らせいたしますお楽しみに!
2025/08/26. 室長の勝手な解析&レポート
枝豆を美味しく食べる
8/22は二十四節気節の「処暑」で暑さが徐々に落ち着いてくるという意味がある。なるほど朝晩が過ごしやすいかも。
終わりが見えてくると名残惜しい夏!最近の夏はやや暴れん坊だね、夏野菜はまだまだ元気だ。
夏を楽しむ一品を・・・枝豆のバーベキューソルト炒め。
茹でた枝豆(塩揉みして10分放置したのちたっぷりの湯に塩入れて5ふん茹でる)を油をひいたフライパンでバーベキューソルトとカレー粉で炒める。刻んだにんにく入れても超絶会います。
⚫︎枝豆の薬膳的はたらき
消化吸収の働きを元気にする。体の水はけをよくする。気や血を補う。
だからつまり夏で疲れた心身に聞きながら、体のむくみにもいいよ。
アイラブ枝豆、夏野菜をまだまだ楽しみつつそろそろ失った体の気血を補うような食材を摂りたい。