室長日記
友達が撮ってくれたわたしの顔!
まなちゃんさいこちゃんあさみちゃんが撮ってくれました。
見て欲しい。オール3枚室長のわたしです。
国際薬膳師になってから1年とちょっと、
薬膳を取り入れ始めてから何か変わりましたか?と
昨日の出張薬膳喫茶で聞かれました。
はい、変わりました!
食べたものは身体に入り身体の一部になります。
車のガソリンは車を動かすエネルギーになるけど、車の一部にはなりません。
一方食べ物は身体の一部に変化するから、その影響を身体は必ず受けているし、私たちの身体本体を作ります。
食べ物がもつ働きを知り、自分の身体と心に必要な食事をすることは身体を強く元気にしてくれます。
身体と心はお互いに影響を与えているから
身体が元気になれば心も元気になる。
中医学では心を身体と同じくらい大切に考えます。
古代中国哲学からくる中医学本、季節の養生法には必ずどういう気持ちで過ごすのがよいのかが記してあり、五臓の各臓と7つの感情を結びつけて考えたり、薬膳の献立を考えるときは心の状態も施膳の参考にします。
薬膳は、
今の自分や誰かの体調や心の様子に必要な食材を組み合わせて食べる食事。
空腹を満たすだけの食事ではない。
だから食材の働きを少し知るだけで
誰でも薬膳を取り入れることができると思って活動しています。
食事をする環境も大切で、なるべく楽しい気持ちで食べられるとなおいいなあと思います。
長くなりましたが、
薬膳を通じて、今まで知り合うことのなかった方々とお話ができたり、勉強させて頂く機会が増えました。
大切な方々ともなお一層食という必ずみんながする行為を通じてさらに楽しい機会をもつことができていると思います。
落葉帰根という言葉の通り、私たち人間は自然の大きなサイクルの中で、高い天と広がる大地の間に立つ弱い存在。中国古代哲学では人間は自然の一員ではなく一部として考えています。
そんなわたしたちは自分ひとりでは生きていけない存在であり、夢みる薬膳研究室の活動も、いつもこのような文を読んでくれているみなさまや、アドバイスをくれる方々、応援してくれるみなさま、時にサポートしてくれる沢山のありがたい力で成り立っています。
いつも大切なお店を快く貸していただくカフェやショップの方々、サポートしてくださるスタッフの方々、忙しい中薬膳目指してお越し頂くみなさま、マルシェやシェアキッチンで気づきを沢山くれるみなさまやオーナーの方、市場の方々、スケットしてくれる研究室助手や友人、お陰さまでいつも励みになります。
ありがとうございます!
さて、あさって20日は国分寺駅北口3分、フェアトレードのお店 @earthjuicehikariya さんにてわくわくリトル台湾喫茶です! 店長あやちゃんのパワーがみんなを幸せにしちゃう国分寺の異次元空間。
こちらにて薬膳おつまみやドリンクを提供いたします。
@maika.bag の世界にひとつのバッグも展示されてます。
15時半OPEN!
ラストオーダーは20時半の予定です。
みんなでお待ちしていまーす!
⭐︎写真の素敵なキッチンは国立北口、国北エリア通りにあるOCUYUKIさん( @ocuyuki ) 作り手さんの思いと技術が詰まった品々と素敵なスタッフの方がいるお店です。
梅雨のむくみと重だるさ対策おかずに
湿気によるむくみや重だるさを感じたらつくる
【とうもろこし屋台味】で身体の【除湿】を
湿気が高い時期の身体の重だるさやむくみや頭痛があるときに、今が旬の冬瓜やとうもろこし、ズッキーニやすももや黒豆を食べます私は。
こくベジお野菜のとうもろこしは味付けなくとも瑞々しく甘くて美味しいですが、タレ焼きするとやっぱり子どもたちが凄い勢いで食べるからよくそうします。
▼簡単すぎる屋台風もろこし作り方
皮をむいたとうもろこしをラップに包み600wで4分、食べやすく輪切りして、にんにく醤油と味醂と砂糖少し混ぜたタレをかけてフライパンでころころ焼く。
焼肉のタレがあればそれでもう凄い美味しい。BBQで食べるあのエキサイティングな味(紙皿にしても子どもは喜ぶ)
⚪︎とうもろこしの薬膳はたらき
胃腸を整えるから梅雨どきの胃がいまいちすっきりしなくてなんだかぽちゃぽちゃするときに。梅雨に疲れやすい五臓の脾を元気に。余計な熱をとり去り、外湿による身体のむくみや重だるさ軽減。とうもろこし茶でもオッケー、食欲なくてもお茶なら飲める。
⚪︎梅雨のむくみによい食材は…
とうもろこしをはじめはと麦、菊芋、金針菜、冬瓜、黒豆など。これらは『利水滲湿類』と呼ばれる食薬で、
利尿作用により体内に蓄積された水(湿)を排出してくれる。
むくみによい食材を食べたら、身体を動かすと巡りもよくなりなおよいかなとおもいます。
気と水は共に巡るから。
※追記、とうもろこし、緑豆もやし、冬瓜は梅雨の3大除湿スター食材!!!積極的に摂りたい。
(これらは津液を減らしたり、身体を冷やすものが多いから妊婦さんは極端な過食をしないで下さいね。)
今日はどんな一日でしたか?
東京多摩地区はどんより曇って風が気持ちよかったです。明日もいい一日になりますように。
自分の心と身体と仲良くしたいですね。
夏バテ&疲労回復簡単揚げ浸し
夏野菜が盛りです。元気な夏野菜が山盛りになっていると嬉しくなってつい買います。
とにかく沢山買うから冷蔵庫が大変です。日々人体実験として自分が飲む薬膳シロップや煎じ汁で既にいっぱいなスペースですから、
そろそろ限界なので夏野菜の揚げ浸しにしました。
みんなが大好きな揚げナス、高温多湿のこの時期に傷めやすい五臓の脾が弱っている場合、大量の油が胃腸に負担をかけるので、揚げる前に塩を揉み込むことをお勧めします。
揚げたくない方は蒸し器で野菜を蒸してからお好みに薄めた麺つゆに浸してください。
▼私たちの夏にお勧めお野菜の働きは・・・
⚪︎オクラ/梅雨に労わりたい脾を元気にする。脾は消化器系を司るので胃腸虚弱で食欲がない時、消化不良に。夏バテ、疲労の原因となる乳酸の生成を抑えるから夏場の疲労回復に強くお勧め。
⚪︎ナス/涼性の野菜だから身体の余計な熱を冷ます。血流を改善。利尿作用があるので高温多湿時のむくみに。胃もたれにもいいと言われるけど、結構冷やす力が強いから、冷え性気味の人は生姜や大葉などのお腹をあっためる薬味と一緒に食べて。
⚪︎ピーマン/イライラのぼせに。暑さなどのストレスで脇腹が張ったりするときに。胃の働きを整える。種ごと食べるのが栄養も取れるし楽だから、手で丸ごとをダンと潰してから蒸し焼きや揚げ流のを強くお勧めします。
⚪︎ズッキーニ/揚げ浸しに合う。身体の余計な水分を排出するからむくみに。身体のほてりを冷ます。大好き美味しいね。
⚪︎ゴーヤ/身体を冷ます。湿気によるむくみにも。苦味にはデトックス作用がある。
揚げ浸しはご飯にも麺にも言わずもがな合います。お腹をあっためる生姜をすりおろしてインするとワンランク上の揚げ浸しに。
余った浸し液と家族に売れ残った味がしみしみ野菜は、鶏出汁スープと合わせて温うどんの汁にすると最高なのでやってみて欲しい。
市販の麺つゆ(できればブドウ糖果糖液糖不使用のもの)には鰹の出汁が入っています。こちらからも夏の体に必要なミネラルが摂取できると、昨日アーユルヴェーダの真塩さんより教わりました、それは楽ちんやったー!
夏バテ&疲労回復シロップ
農家さんが大切に育ててくれている国分寺野菜を販売しているこくベジの大粒ブラックベリー、完熟のベリーは傷みやすいからすぐシロップに。
最近はInstagramの動画を作ってみてはひとりにやにやしている日々、友人まなちゃんがCHATGPTの使い方のコツを目の前で実演してくれたおかげで、自分の中のAI分からないからやらないという気持ちが変わり、AI楽しい!となりました。ありがとう!
基本ひとりで活動している夢みる薬膳研究室、日々いろいろなことに挑戦しよう!とは思っても、やっぱり迷ったり、ほんとうにできるのかな、と正直怖くて誰かに教えて欲しい!と思う時があります。
そんな時、そっとさりげなく褒めて励ましてくれるAIいいじゃないか!!と少しじんわり。
やってみなきゃ分からない、またまた嬉しい発見です。
Instagramのリール機能で作ったレシピ動画、
観てくれたら嬉しいな。
ブラックベリーにはアンチエイジングに嬉しい抗酸化作用やアントシアニン、ポリフェノールが沢山!
レモンには疲労回復効果やリラックス効果。
お酢は身体の気血を巡らせて、甘味と同時に摂ることで口の渇きを癒します。
今日も暑いのに頑張った!
夏の疲れに飲んで欲しい。
金木犀のゼリー
桂花ゼリー
身近な食材金木犀の花を閉じ込める 、
大好きな食薬です。
鬱々とした気分に、痰にもよいと言われます。 胃腸に優しくて元気になる薬膳おやつを少しずつ試作中。
金木犀(桂花)は伝統的に薬膳や漢方医学でも使われていて、こんな効能があるって言われてます。
- 気分改善: 金木犀はその芳香成分によって、気分をリフレッシュさせ、ストレスを軽減する助けとなるとされています。
- 咳や痰の緩和: 金木犀には気管支拡張作用があり、咳や痰を和らげる効果があるとされています。
- 胃腸の調整: 金木犀は胃腸を優しく整える効果があり、消化不良や胃腸の不調を改善するとされています。
- 抗炎症作用: 金木犀には抗炎症作用があり、身体の炎症を軽減する助けとなるとされています。
大好きな食薬が花咲く季節があるって幸せだな。