室長日記
岡本太郎
中医学ではこころを身体と同じかそれ以上にたいせつにします。暑い毎日、忙しい毎日、気づくと気持ちがすり減ってしまう。たいせつな可愛い自分が喜ぶ時間をあげることが気血を充実させて巡りよく気分よく過ごす大事な養生だったりして、それは何を食べるかってこと以上に大事かも。
ちょっとだけ気疲れた先日、青山まで岡本太郎に会いに行きました。「ルールは守るが、従うわけではない」太郎の言葉に沢山救われた中学時代、集団行動が苦手&協調性なしだった10代。心では学校教育も集団で何かを強制される謎の行事も大嫌いだったけど、わたしも太郎のようにセルフプロデュース力を身につけて社会と上手く付き合ってポップに生きよー、と気持ちが前向きになれたのは太郎の本を読んだからだったな。
岡本太郎記念館は青山骨董通りからすぐ。室長が20代にPRとして働かせてもらってたメーカーのほんの近くです。(この近くの台湾家庭料理ふーみんの豚角煮が大好きで当時良く食べた。最近はお店を舞台にした映画の影響かいつもお店が激混みで全然ふーみんランチにありつけまてん、食べたい…)
さて、大阪太陽の塔内部がミニチュアになって今東京に来ています。2年前に大阪万博公園で訪れて衝撃を受けたその内部、太郎のエネルギーが息づいた展示に身体中の細胞が大きな何かに還りたがっている、と感じたのだった。それは老子のいう大きな自然の摂理タオ(道)の穏やかさとはまた違うまさに生命エネルギーの抑えられない爆発みたい。(子どもたちもただならぬパワーに圧倒されていました。)
太郎記念館に行く時は銀座線に乗る前に必ず渋谷の明日への神話を拝みます。
「人間は素晴らしい存在である、と同時に悲しい存在でもある。」ってね。
大好き太郎、この夏休みは川崎まで子どもたちと太郎に会いに行ってきます!
自分を消耗するアウトプットばかりで心がなんだか疲れたら自分が好きだったことを思い出して、気持ちにご褒美をー!どんな推しでも、自分の推しがあるって最高。みんなも推し活でこころに喜びを与えて心身元気にやりましょー!
ちなみに中医学で夏の五臓は「心」、心は喜びの感情と強く関係しております。
長く読んでくれた?ありがとう!また会いましょう。