室長日記
梅雨バテ対策薬味ミックス
蒸し暑さでぐったりな身体を回復させる薬味MIX
梅雨に弱りやすい五臓の脾、
ジメジメを嫌い、弱まると食欲不振や消化不良、身体の重だるさやむくみ、頭痛の原因に。
梅雨バテ対策薬味MIX簡単レシピ!
材料:オクラ、茹でモロヘイヤ、とろろこんぶ、梅干し、ポン酢、胡麻
全部適度に刻んでポン酢と胡麻油を食材に和え、胡麻を加える。
(ポン酢によりよりさっぱりするし日持ちしやすい。即日食べ切るならポン酢と胡麻油はなしでもオッケー!)
発散させて身体の熱を冷ます大葉や茗荷やネギの薬味も一緒に。(こちらは刻むだけで)
どちらの薬味MIXも蕎麦、うどん、そーめん、にとどまらず冷奴やマグロぶつ切りなどにも合う。
台所班の我々にとって、まるでスポーツのような麺活の季節スタートですね。茹で活暑いね頑張ろう。
梅雨バテにおすすめ食材の働き
⚫︎オクラ/梅雨に弱りやすい脾の働きを高める。疲労回復。夏バテに室長はよく食べます。
⚫︎モロヘイヤ/湿気により身体にこもる熱を下げる。痰湿体質や痰湿がたまりやすい梅雨に。身体を潤しながら同時に余分な水分を排出。
⚫︎とろろ昆布/昆布には身体の熱を冷まし余分な水分を排出する働き。
⚫︎梅干し/疲労回復効果。高温多湿な日本の夏の食欲不振に。
キウイ
五味子と龍眼茶
咳や口渇止め,身体を潤し,汗を収め,鎮咳,収斂,止瀉,滋養,強壮の漢方薬にも使われる五味子は5蔵のバランスを調和する赤い実で、韓国ではオミジャ茶としても飲まれています。
夏はお湯でお茶にしたものをわたしは冷ましてよく呑みます。身体の津液が不足しほてりイライラするとき、ダラダラ汗がでてなんとなくだるい時、何より美肌の為の人体実験(試飲)として。
五味子だけでも美味しいですが、ドライ蜜柑や龍眼を入れると酸っぱさにフルーツの甘さが加わりさらにごくごく飲みたい美味しさに。
龍眼肉は精神(心)と胃腸(脾)を労わります。貧血を改善するとも言われ、心身ともに疲れ切った方や、不眠、もの忘れなどに用います。
精神不安に処方される漢方薬にも入ってる。
※龍眼肉はライチの仲間でライチより小ぶり、種が黒くて大きいから龍眼と呼ばれます。
おにぎりはパーフェクトフード
おにぎりは完全栄養食だと言われる。
米は「補中益気」という元気を補う力があり、胃腸に優しい。イライラを鎮めて渇きを癒すとも。
海苔には清熱といって、からだの余計な熱を下げる働きがある。
表面に少し効かせた塩で夏場のミネラル不足を補う。
夏はおにぎりの痛みを防ぐ効果もある梅干しおにぎりがいい。
梅干しに含まれるクエン酸には疲労回復効果や美肌効果があるし、消化促進効果があるらしい。
甘酸っぱい味が体内も潤してくれるからいいことずくし!
夏バテが気になる前に、パーフェクトフードなおにぎりを食べて欲しい。
▼即席胡瓜漬け
乱切り胡瓜(あれば人参や大根を加えても)に胡麻油砂糖、ポン酢をあえるだけ。
冷房による胃腸の冷えやむくみに大葉を加えても美味しい。すぐ食べても、ねかせても大丈夫!
夏場ののぼせや火照り、イライラには緑茶に梅干しを入れたものがお勧めです。(緑茶には身体を冷ます力があります。暑がりさんは紅茶より緑茶がおすすめです。)