室長日記

2024-08-20 14:05:00

仙果と呼ばれる薬効に優れた桃

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桃が「仙果」と呼ばれる由来について調べてみた。

 

中国の古代からの伝説や信仰。中国の道教や古典文学において、桃は長寿や不老不死を象徴する果物とされている。

「西王母(せいおうぼ)」という道教の女神が持つ桃の木の話が有名らしい。西王母の桃は3,000年に一度しか実を結ばず、その実を食べると不老不死になると信じられていて、それで桃は仙人や神々の果物、「仙果」として崇められるようになったということ。

 

桃の薬膳的はたらき

 

⚫︎血行促進 : 血を補う効果。特に血虚(けっきょ)と呼ばれる血液不足の状態を改善するのに役立つとされる。

⚫︎消化促進:食物繊維が豊富。腸の動きを活発にして便通を改善する効果。

⚫︎美肌効果:ビタミンCやEが豊富、抗酸化作用により肌の健康を保つ効果が期待できる。

⚫︎疲労回復:糖分やクエン酸が含まれいるから、エネルギーを補給し、疲労回復を助ける働き。

⚫︎咳の緩和:桃の核(種)には咳を鎮める効果があるとされ、古くから薬膳に利用されている。

 

桃はそのまま食べるのはもちろん、アールグレイ茶葉やクリームチーズ、生ハムなどとも相性がよい。薬膳おやつとしては桃に紅花をすこーし加えたコンポートは月経不順な時に室長の私もお世話になる一品。

薬膳のはたらきを噛み締めつつ、あと少し、桃の旬を楽しもう!