室長日記
2024-11-14 08:38:00
蜜柑の皮から陳皮づくり
子どもたちによって蜜柑のヒトデがひとつまたひとつ机に増殖中。ヒトデくんはそのまま陳皮に。冬の楽しみな贈りもの。
陳皮の作り方…
蜜柑を食べたら皮を捨てずに天日干し。乾燥したら出来上がり。陳皮の陳は古いという意味。古い陳皮ほど効能や香りがいいと言われる。
鍋やお茶に入れて楽しめる。
※蜜柑はなるべく農薬不使用or減農のものを洗うのがおすすめ。
◾️陳皮(乾燥させた蜜柑の皮)
気の滞りによる胃腸の張り、ゲップ、吐き気、食欲不振、などに。温性で身体を温める。
室長は二日酔い時に胃がチャポチャポする時や、胃がムカムカする時、なんとなく滞りを感じて胸がモヤモヤする時にお湯に入れて飲むよ。
柑橘の香りにはストレス軽減効果があると言われる。
蜜柑の白い筋、薬膳では咳対策や身体の巡りをよくするはたらきがあると考えるから食べて欲しいのだ。
冬の臓は【腎】、腎は水の臓として冷えることを嫌う。腎に貯められた精気のはたらきにより腎陽と腎陰が生まれ、身体の陰と陽の本になる。
腎は5臓の働きのエンジンみたいだとも言える。
とにかく温めて、海老や韮、胡桃、羊肉などを食べよう腎のために。
今日も忙しい中室長日記に来てくれてありがとう。
薬膳は季節を先どる養生法、来春に向け、蓄え養う冬を過ごして欲しいな。