室長日記
夏バテ&疲労回復簡単揚げ浸し
夏野菜が盛りです。元気な夏野菜が山盛りになっていると嬉しくなってつい買います。
とにかく沢山買うから冷蔵庫が大変です。日々人体実験として自分が飲む薬膳シロップや煎じ汁で既にいっぱいなスペースですから、
そろそろ限界なので夏野菜の揚げ浸しにしました。
みんなが大好きな揚げナス、高温多湿のこの時期に傷めやすい五臓の脾が弱っている場合、大量の油が胃腸に負担をかけるので、揚げる前に塩を揉み込むことをお勧めします。
揚げたくない方は蒸し器で野菜を蒸してからお好みに薄めた麺つゆに浸してください。
▼私たちの夏にお勧めお野菜の働きは・・・
⚪︎オクラ/梅雨に労わりたい脾を元気にする。脾は消化器系を司るので胃腸虚弱で食欲がない時、消化不良に。夏バテ、疲労の原因となる乳酸の生成を抑えるから夏場の疲労回復に強くお勧め。
⚪︎ナス/涼性の野菜だから身体の余計な熱を冷ます。血流を改善。利尿作用があるので高温多湿時のむくみに。胃もたれにもいいと言われるけど、結構冷やす力が強いから、冷え性気味の人は生姜や大葉などのお腹をあっためる薬味と一緒に食べて。
⚪︎ピーマン/イライラのぼせに。暑さなどのストレスで脇腹が張ったりするときに。胃の働きを整える。種ごと食べるのが栄養も取れるし楽だから、手で丸ごとをダンと潰してから蒸し焼きや揚げ流のを強くお勧めします。
⚪︎ズッキーニ/揚げ浸しに合う。身体の余計な水分を排出するからむくみに。身体のほてりを冷ます。大好き美味しいね。
⚪︎ゴーヤ/身体を冷ます。湿気によるむくみにも。苦味にはデトックス作用がある。
揚げ浸しはご飯にも麺にも言わずもがな合います。お腹をあっためる生姜をすりおろしてインするとワンランク上の揚げ浸しに。
余った浸し液と家族に売れ残った味がしみしみ野菜は、鶏出汁スープと合わせて温うどんの汁にすると最高なのでやってみて欲しい。
市販の麺つゆ(できればブドウ糖果糖液糖不使用のもの)には鰹の出汁が入っています。こちらからも夏の体に必要なミネラルが摂取できると、昨日アーユルヴェーダの真塩さんより教わりました、それは楽ちんやったー!